新型コロナウイルスで何でもかんでも自粛ムードですね。。。
けど、他府県ナンバーのクルマを非難するとかやりすぎな気がします。
他人に会わない場所へ行くのまで制限されてるわけではないと思うのですが。
さて、1ヶ月ぐらい前のことですが、DJ-1に乗ってふらっと撮り鉄に行ったわけですよ。
撮影場所は当然「密」にならない場所。
何ヶ所か撮影場所を求めて最後に撮ったのが上の写真。
ひのとりを収めることができたので、満足して帰ろうとした道中、
とある上り坂をスロットル全開で登って、下りに差し掛かったときに
急にエンブレが効いたような感じになって失速。。。
そのままエンジンストールしてしまいました(><)
とうとうエンジン焼き付いたか??と思いつつ惰性でDJを路肩に寄せます。
で、ダメ元と思いつつキックを蹴ると、何とエンジンかかってアイドリングするじゃないですか!
恐る恐るアクセルを捻ると普通に回転上昇!!
・・・するものの全く前に進まず。
どうやらVベルト(ドライブベルト)が切れたようです (ToT)
不幸中の幸いといいますか、止まった場所が嫁さんの実家から近く、
しかもその日は嫁さんと子供が実家に遊びに行っていたので
電話して実家まで持っていくことを連絡。
で、近いと思っていた距離は1.5kmほど。
実際押して歩いてみると最初は平坦で、後半半分はそこそこな斜度の上りの連続。
いくら軽い原チャリといえど、上りを押すとかなりキツい!
完全に息が上がって、ふくらはぎパンパンになりましたよ(^^ゞ
ということで保管場所が確保できたので、ネットでVベルトを注文して先日交換に行ってきました。
ベルトケースのカバーを開けたら予想と違って、ベルトの基盤層は切れてなくて、
千切れたベルトの歯がボロボロ落ちてきました。(下の写真の赤丸部分)
そのほかにも謎のモジャモジャやら、剥がれたベルトの層がクラッチ部に絡まってたり。。。
(写真の矢印部分ね)
単にバラして交換で済むかと思ってたけど、ちょっと面倒そう。
モジャモジャは取り除くだけでいいんだけど、クラッチ側のプーリーに絡まったベルトと
その繊維たちはくせ者で、クラッチを手で広げて繊維を取り除くという体力勝負に。
さらにクラッチ側のプーリーにはベルトが溶けてこびりついてる。
ブレーキクリーナー持ってくるの忘れたのでプーリーの清掃も骨が折れました…
プーリーのフェイス部は傷つけちゃ良くないですからね。
で、ベルトの残骸をすべて取り除いた状態が次の写真。
ベルトがダメになったの初めてだけど、こんなにバラバラになるのね。
考えてみれば、今の70ccにしてから交換してないはずなので、
距離はそんなに走ってないけど10年以上は替えてないはず。
さすがに交換しなさすぎですね(^^ゞ
さて、組み立ては元に戻すだけなのであっという間。
無事前に進むようになりました。
帰りはちょっと寄り道して、明日香村の「飛鳥水落遺跡」に。
ここはNHKの「ブラタモリ」で日本初の都として明日香を訪れたときに立ち寄った場所。
水落遺跡は何でも「水時計」という水で時間を測る施設があった跡らしくて、
礎石が地中に埋まっていてやたら頑丈な基礎だとか言ってましたね。
さて、テレビで紹介されたから人がたくさんいるんじゃないの?と心配されるみなさま、
安心してください、ほとんど誰もいませんよ!(笑)
少しの間遺跡を見てひなたぼっこしてたのですが、この水落遺跡を訪れたのは自分のほかに2人!
同じ明日香でも石舞台古墳なら違ったのでしょうが、超有名所以外はこんなもんですよ(^^)
ということで、無事「密」を回避してDJ-1でお家に帰り着きました。
それにしてもVベルトは切れると絶対に走れないので、たまには点検して、
安いものだし最低でも10年 or 1万kmに一度は交換しなきゃですね(^^ゞ