前回、フライホイールボルトが手持ちのインパクトレンチでは緩まず、
奨励サイズ以下の内径のホースを使っていたのでパワーが出せないのだろうと
太いホースを注文したら、翌日に届きました!
「これで緩むかも」と早速淡い期待を抱きながらクルマの下に潜って緩めようとするも…
やっぱり緩まず・・・

結局、翌日トラック整備用の強力なインパクトレンチを借りてきました!
インパクトレンチを使うには太いホースが必要、ということで、内径12mmのホースを用意しました!
インパクトは一気にエアを使うので、直前のホースが細いと性能を発揮できません。
上の黒いのは一般的な内径6.5mmのホース。
太さの差は歴然です(^^ゞ
これらの道具を使って・・・今度はバッチリ緩みました!
持つべきものは道具ですね(^^ゞ
そうしてようやくパイロットブッシュの交換が可能に。
ちなみにパイロットブッシュプーラーを今回買ったのですが、
説明では内径16mm以上と書いてたのに、届いたものは17mm以上。
L型のパイロットブッシュは内径16mmなのでやっぱり入りませんでした。。。
なので先を削って何とか入るようにしてやりましたよ(^^ゞ
そんで出てきたパイロットブッシュはひどい状態。
指で触って段差があったのでどうしても交換したかったんですよね〜
あと、オイル漏れはクランクオイルシールかと思ってチェックしたのですが、
漏れていた形跡が見当たりません。
謎すぎるけど、いろいろ考えた挙げ句、結局交換しないことにしました。
そしてここでやっと折り返し地点。あとは組んでいくだけです!
フライホイールボルトはトルクレンチ使ってキッチリと。
クラッチのセンター出しはメンドラ(インプットシャフト)をカットしたものを借りたので完璧!!
組むにあたっていちばんのポイントはやはりエンジンとミッションの合体でしょう。
と、その前にいかにクルマの下でミッションをフロアジャッキの上に乗せるかですわ。
何せクルマは必要最小限の高さしか上げてないので(^^ゞ
そこは油圧パンタジャッキを利用しつつ力技でフロアジャッキの上に載せます。
あとは合体ですが、結局のところクランクとメンドラの軸をちゃんと合わせることに尽きますね。
最初はエンジンを傾けるのにジャッキを使っていたのですが、なかなか思うように行かず
結局はエンジンクレーンでエンジンの前側を吊って角度調整。
(このとき雨降ってたので横から強引にw)
ミッションを持ち上げてある程度軸が合ってきたらエンジンの取り付けボルト穴のひとつに
ヘッドボルトを指してガイドにしてやります。
(これ、エンジンとミッションの角度がずれるとボルト穴に負担がかかるのでご注意を)
そうして微調整を繰り返して挿入に挑戦していると・・・
最後はエンジンルームからミッションを軽く手で引いただけでスコンと入りました!
入るときってこんなものなんですよね(^^)
これでようやくGW中に完成の目処が立ちました!
翌週の岡山MEETに間に合って良かった〜

それにしても設備が乏しいのは辛い。
そしてちゃんとした道具はやっぱり必要ですね!!