

気がつけばAll Japan Datsun 510 Meetまで
あと1ヶ月を切っているじゃないですか!
そんな中、ワタシの510のニューエンジンは・・・
まだヘッドを組めておりませんorz...
なぜなら、ロッカーガイドの厚さが決まらないから。
最初計算で厚さ出して購入したのですが、カムがロッカーアームの当たり面のさらに先に当たっているようで、
ロッカーガイドの厚さの変更が必要でした。
しかしワタシ、別の厚さのロッカーガイドなんて手元にありませぬ
そこである方に相談したところ、いろんな厚さのロッカーガイドを貸してもらえることになりました。
(石丼さんホントにお世話になりました)
それで厚さを変えて当たりを見てみるのですが、このとき使う光明丹をどう塗るかで
正しい判別ができるかどうかに関わってきます。
イマイチよくわかんないものだからオイルでベタベタに溶いて塗料のようにしてしまったり、
カムのほうに塗ってみたり、ロッカーアーム側に塗ってみたり・・・
いろいろ試行錯誤を重ねた結果、光明丹の溶き方は粉じゃなくなる程度に薄ーく溶き、
塗るときもホントに薄く、指先にちょっと付けて指紋検出官よろしくポンポンと…
そして塗るのはロッカーアームのチップ側。
↑ こんな感じで前後に薄〜く。
やり方は人それぞれだと思うのですが、ワタシの場合はこのやり方がいちばんシビアに見れるように思いました。
そんで結果、
この当たり方をするロッカーガイドに決めました。
なんで、ここから0.5mm増やしても減らしても片側が端まで使い切っちゃうんですよね。
しかしこれでやっとヘッドが組める…
さすがにあと1ヶ月じゃ厳しいなぁ〜
まだまだ暑い日が続くので何をするにも腰が重い今日この頃・・・
今日もひとり家に残ったものの、午前中は足が部屋から出ようとせず・・・
しかし昼過ぎに意を決して(?)ガレージに。
それにしてもアルミパネルに囲まれたガレージは相当暑い
逃げ出したくなるのをこらえて作業開始
でも作業を始めちゃえばそっちに集中しちゃうので暑いのは二の次になっちゃいますね
ただ汗がしたたるのでヘッドやパーツに落ちないようにだけは要注意。
メガネも汗が溜まっちゃってダメですね。
しかしヘッドなんか相当久しぶりに組んだのでコッターが上手く入りませんでしたよ(^^ゞ
それでも何とか形になりました
それにしてもロッカーアーム組むのに回すカムの重いこと
ハイカム&強化バルブスプリングのせいなんでしょうが、
カムを回しつつ浮き上がろうとするヘッドを押さえるのに一苦労。
チューニングパーツってのはノーマルに比べて相当エンジンにストレスかけるんやなぁ
と感じた瞬間でもありました。
ちなみに手前に転がってるボロい曲がったドライバーは
ロッカーアーム脱着用の自作SST。
こんなしょぼい道具でもなかったら相当苦労するはずなんで、
作業の確実性や効率を考えると道具って重要ですよね。
さらにちなむとヘッドが乗っかってる15mm厚ぐらいの木の板は
実は大昔に作った自作の便利道具。
ボアの部分をジグソーで切り抜いただけですが、カムの状態気にせずヘッド置けるし、
ヘッド置いたままカム回せるしけっこう便利
さて、順調に組み上がったかのように見えたヘッドですが、実はロッカーアームの当たりが微妙・・・
ロッカーガイドの変更が必要なようです。
うーん、どっかで計算間違ったかなぁ
まぁガイドは薄くなる方向なのでヨシとするか・・・
何かとどこかに時間を奪われ、遅々として進まないニューエンジンの製作ですが、
ようやくヘッドを組む段階に差し掛かりました
(『やっとかよ!』とか言わないで〜)
そしてバルブスプリングを組もうとして各部チェックしてたら…
INとEXでバルブの突き出し量がえらい違うやん
どのくらい違うかというと、INが約1mm少ない
ちょっと目をつぶって組める差ではなさそうです。
ということでバルブシートカットに出すことにしました。
こうして完成がどんどん遠のくわけだ…
(それより測定ぐらいとっととやっとけって話ですね)
しかもこれで圧縮比が変わるやんか〜
昨日測定し忘れていたリセスの容量を量りました。
そのためにクランク回してて思い出したことが…
このブロック、
ピストンの突き出しがあるんだった
ということで突き出し量も測定。
ダイヤルゲージが示した数値は0.8mm。
突き出し量測定にとりあえず転がっていた2mm厚のステンのステーを使ったんで精度が怪しい…
とりあえず参考数値として計算。
しかしちゃんと面が出てるものってそこら辺に売ってはないよなぁ〜
そしてヘッドの厚みを測ってみると107mm。
150mmのノギスが行方不明だったので定規で測っただけですが、1mmほどは面研されている模様。
ということで計算がずいぶんややこしくなりましたが、その辺はExcelに任せて計算すると…
ボア90.5mmm、厚さ1.5mmのガスケットを使っても圧縮比が11.4ぐらいになりそう
11.0ぐらいにしたかったんだけどどうするかなぁ…
とりあえずもうちょっと精度の高い測定が必要ですな。
今日は珍しく!?くるまいぢりらしきことをしてみました(^^ゞ
そう、燃焼室容積測定。
昔買ったL16に載ってたヘッドを今度使おうかと思ってるのですが、バルブが交換してあるようなヘッドで何せ素性がわからないのでとりあえず測定することにしました。
ちなみにカムとバルブスプリングはシロートのワタシには素性を明らかにするなんてことはできないので別に用意することにします。
さて、測定に使用したやたらに青い液体と測定道具がこちら ↓
そう、オイルはホンダ純正2ストオイル。
今、手元に適当なオイルがこれしかなかったんですよね〜
で、測定に使ったのが50mlのメスシリンダーとピペット。
どちらも東急ハンズに売ってました。
測定方法はこんな感じ。
1.メスシリンダーにオイルを50mlキッチリ入れる
2.ピペットでオイルをこぼさないように燃焼室いっぱいにオイルを満たす(1枚目の写真の状態)
3.ピペットに残ったオイルはメスシリンダーに戻し、メスシリンダーで50mlから減った量を読み取るとそれが燃焼室容積
50mlのメスシリンダーだと目盛りが0.5mlごとに入っているので、オイルを燃焼室に満たすときにこぼしさえしなければこの方法でかなり正確に測定できます。
しかしその『こぼさずに』ってのが意外と難しい
オイルの粘度とアクリル板の穴の大きさとの兼ね合いでうまくエアが抜けるようにしなければいけません。
そんなこんなであれこれやりながら測定すると気筒ごとのバラツキは0.5ml程度。
シロートの測定誤差を考えると容積はまあ揃っていると考えていいかも。
で、満足して作業を終え、圧縮比を計算しようとして気付きました。
ピストンのリセスの容積測ってない
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