スイッチを入手したら、まずは機能の確認。
前回も示したように、510のハザードスイッチは
以下の3系統の配線の切り替えを行っています。
@ハザード、Aウインカー、Bストップ(ブレーキ)ランプ
これが、
スイッチオフ時には、@OFF、AON、BON
スイッチオン時には、@ON、AOFF、BOFF
とならないといけないのですが、現代のクルマのハザードスイッチで
3系統もの配線を切り替えるものはないのではないでしょうか?
現代のクルマはウインカーとストップランプは別に付いてますからね。
しかーし、自分の510は既にリアのウインカーとストップランプは別にしてるので、
Bのストップランプの制御は不要で、スイッチだけで点灯パターンを制御できる可能性が高いのです。
510標準の点灯パターンの場合はスイッチ流用時に点灯パターンの制御を
リレーを追加する等の方法で実現する必要があります。
今回入手したスイッチは導通だけで見るとこんな感じ。
このうち 5, 6 はイルミです。
1, 2 をAウインカー、4, 7, 10 を@ハザードにすれば
スイッチオフ時には、@OFF、AON
スイッチオン時には、@ON、AOFF
の2系統の切り替えができそうです。
これと、510の配線図とをにらめっこして変換ハーネスを作ります。
ちなみに510の車両ハーネスに使われているカプラーは、
ほとんど汎用品の110型平型端子や250型平型端子のカプラーなので、
普通に購入することができ、純正ハーネスを加工することなく
変換ハーネスを作製することができます。
で、作ったハーネスがこちら。
スイッチのパネルへの取付は、まずシガーソケットの穴をスイッチが入るように拡大しますが、
このスイッチはシガーソケット部にギリギリ入るぐらいの大きさでした(汗)
そしてスイッチの奥行きも意外とあったのですが、何とか干渉せずに入りそう。
あとはパネルへのスイッチの固定ですが、これは強引に作ってやりましたよ(笑)
そして取付けた状態がこちら!
ハザードスイッチは赤いのが多いですが、存在感を主張させたくなかったので
頑張って黒いスイッチを探しましたよ!
これでまた長年やりたかったことが実現して満足、満足♪