ウチの510はご存知の通りバンなので、当然リアはハッチバックなわけです。
で、ハッチバックなクルマに乗る人はよく分かると思うのですが、
雨の日なんかに走ったら水しぶき巻き上げてリアゲート周りの汚れること!
特にリアウィンドウが汚れて後ろが見えにくくなるのを解消したいと思って
長年いい方法はないかと考えたり調べたりして悶々としていました。
そんな中、ルーフエンドの空気の剥離が車体後部に空気の渦を作って負圧を作り
空気抵抗を生んでいるという情報があったんですよね。
図にしたらこんな感じ?
この車体後部の負圧はクルマを引っ張るように作用するから、前に進むクルマの抵抗になって
パワーロスや燃費の悪化、走行時の不安定さにつながるんだとさ。
で、これを軽減する方法の一つが ボルテックスジェネレーター を取り付けるというもの。
ボルテックスジェネレーターとは、小さな突起等で空気の乱流を発生させて空気の剥離を抑え
抵抗となる負圧の発生を抑制する、というものらしい。
なのでルーフエンド付近に設置するのがセオリー。
効果のイメージはこんな感じか?
Before
After
これがリアウィンドウの汚れに効くのかどうかはわかりませんが、手軽にできそうだし
何より空気抵抗が減って走行性能が向上するならやってみる価値はありそうです。
で、早速ボルテックスジェネレーターとやらを用意。
見てみるといろんな形状の専用品が多数販売されてますが、このボディカラーには白とか黒は目立つので
目立たないクリアのものはないかと探して、専用品じゃないそれっぽい形状のプロテクターを発見。
値段もお手頃(^^ゞ
取り付けるのはルーフエンドギリギリではなく、端から10cmぐらい離すと効果的とか。
向きは、ルーフを流れる空気の障害物となって乱流を発生させないといけないので
太い方を前にするのが良いでしょう。
で、貼ってみた。
うっ、激しくダサい。。。
ちょっと離れると目立たないような気もするが・・・
近づくと結構目立つ(^^ゞ
後ろから見たらこんな感じ。
写真ではさほど目立たないように見えるけど、屋根は目線の高さにあるのでかなり目立ちます(^o^;)
これで効果がなかったらすぐに剥がせばいいんですが、これがまた効果があったんですよ!
効果を感じられたのは高速走行時の車体安定性。
これまで速度が上がるとフラフラするとまではいかないけど、落ち着かない感じがあったのが
楽にまっすぐ走れて、感覚的には20km/hぐらい下の速度で走ってるぐらいの安定感。
そういえば今年のぐるぐる山中湖に行ったときにこのエアロマシーンを運転させてもらったけど、
あの高速での安定感はこの車体下部の前後エアロによるものだったんでしょうね!
これでおれの510も長距離移動のときとか楽になりそう。
なので見た目はアレですが、とりあえず付けておこうと思います。
21日のALL JAPANまでは間違いなく付いてるので、どんだけダサいかは直接見てください(笑)