我が510は、現在板金塗装に出していてガレージが空いてるので、
その間にニンジャのほうをチョコチョコと(^^)
その前に着古したTシャツからウェス作り。
このように木の板を敷いてロータリーカッターでカットすると、楽に早く切れますよ!
さて、本題はこれから。
今回はバキバキでボロボロのスペアカウルの修理です。
スペアカウルは一度左にコケて割ったとおぼしきものを修理してあるのですが、
ひどい部分には針金みたいなのが入ってたのでヒートリペアか何かで繋いで
裏から樹脂を盛ってあるような感じ。
でもその修理部分の表側はクラックが思いっきり出てるんですよね。
なので大胆にプラスチック溶接で補修してみました。
用意するのはハンダごてと同素材(ABS樹脂かな?)の切れ端。
写真のハンダごては100wのもの。
30w程度じゃなかなか溶けてくれませんのでこれぐらいのものを。
写真の下のほうの黒い短冊状のが素材の切れ端。
不要なカウルとかでOK。
このような形にしておくと使いやすい。
あと樹脂をハンダごてでバリバリ溶かすといかにも身体に悪そうな臭い煙がもうもうと出るので
防毒マスクを使用することをお薦めします。
で、いきなり溶接後の写真です(^^ゞ
黒い部分が補修跡ですが、なかなかひどい割れ方してるでしょ?
強度を出すには断面もしっかりくっつける必要があるので、
欠けのないキレイなクラックでも一度溶接でいうV字開先のイメージでハンダごてで掘って
その後切れ端を溶接棒代わりに溶かして埋めて、完全溶込み溶接を目指します。
溶かしこんだあとはハンダごてでペタペタと整形できるので、金属の溶接に比べれば全然簡単。
さらに調子に乗って欠けた部分の再生をしてみました。
上の写真でネジ穴部の濃い黒の部分が欠けてなくなっていたので、
切れ端を適当な寸法にして2度に分けて溶接し、その後、粗成形したもの。
ちなみに面のグレーに見える部分はクラックを溶接してざっくりと削った状態です。
このネジ穴部の裏側は・・・
強度を確保しようと元と同じようにリブもプラ溶接で成形してみました(^^ゞ
まだ取り付けて走ってもないので、動かしたらすぐに割れるかもしれませんが、
このあとネジ穴をリューターで削ったぐらいではびくともしませんでした。
ちなみにクラックがカウルの端っこにあるとか、欠けもなくキレイに割れてて断面が見えてて、
かつ隙間なく合わせられる状態なら、アセトンを使って接着するのが楽チンですよ!
方法は、アセトンを筆で断面に塗って貼りあわせて固定するだけ。
アセトンでの接着でもけっこう強力なので、状態が良くて力のかからない部分ならばコレでいけますね!
初めてのプラスチック溶接でしたが、なんとなく上手く行ったっぽいので喜んでたらふと思い出しました。
『510のメーターパネルのネジ穴割れたのとかこれで修理出来たんじゃないの?』
と思っても後の祭り。
すでにFRPとか接着剤で無理やり直したあとでした・・・(^^ゞ
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