2023年05月20日

スモール消失…(その3)


その後、昼間は大丈夫と思って乗ってたある日、ガレージでスモールのショートの原因を探ろうと
ヒューズを入れてライトスイッチを引くと、普通にスモール点灯(!)

スイッチやレバーを操作してハイビームとかに切り替えても普通に動作する。
どうやら振動でショートしたりしなかったりと微妙な状態にあるようです。

ガレージで現象が出ないなんて困った状態ですが、
試しに昼間スモールを点けたまま走ると3kmぐらい走ったところでスモールが消えた。

やはり振動でスモールのプラス電源線がボディに接触でもしてるようです。



スモールの配線なんてどんだけあんねん!って感じですが、
実は最初のうちから心当たりはありました (*^▽^*)ゞテヘ



普通スモールがショートするなんてこと起こらないので、
スモールが関係するところで比較的最近手を入れた場所が怪しい。

で、最後に手を入れたのはUS仕様に交換したテールランプ。



ノーマルだとテールランプの配線を確認するには荷室の内張を外せばいいだけなのですが、
510バンの荷室<ノーマル510バンの荷室

我が510の場合は床に上げ底があって、その上にウーハーボックスとバッテリーが固定されてるので…
510バンの荷室<我が510バンの荷室

バラすの面倒で確認を後回しにしてたんですよね〜( ̄▽ ̄;)アハハ〜



しかしスモールが点かないことには夜走れないので重い腰を上げて作業開始!



そしてテールランプの配線をチェックすると…



遊んでいるスモールの+端子のギボシのスリーブが欠けているのを発見!

トラブルイメージ
(写真撮り忘れたのでイメージ図描いてみたw)


何十年という時間が経過して硬化したスリーブが走行中の振動で振られて欠けちゃったんでしょうね。

ギボシにはエフコテープを巻き付けて、ケーブルが遊ばないよう
スパイラルチューブで他のケーブルと束ねてやりました。



ちなみにエフコテープとは配線絶縁用の自己融着テープです。




そして日中、スモールを点けてちょいと100kmほど走りましたが、
スモールが消えることはなかったので、問題は解決したと思って間違いないでしょう!



なかなかクルマを触る機会がなかったとはいえ、解決まで4か月…
怪しいと思いつつ面倒くさくて後回しにしたところはやっぱり怪しかった(笑)

トラブル時、怪しいと思う部分は真っ先にチェックしましょう(^^ゞ
 
(完)

posted by しげぽん at 00:00| Comment(0) | トラブル (>_<)

2023年05月15日

念願のハザードスイッチ(その2)


スイッチを入手したら、まずは機能の確認。


前回も示したように、510のハザードスイッチは
以下の3系統の配線の切り替えを行っています。

@ハザード、Aウインカー、Bストップ(ブレーキ)ランプ

510ハザードスイッチ


これが、

スイッチオフ時には、@OFF、AON、BON
スイッチオン時には、@ON、AOFF、BOFF

とならないといけないのですが、現代のクルマのハザードスイッチで
3系統もの配線を切り替えるものはないのではないでしょうか?

現代のクルマはウインカーとストップランプは別に付いてますからね。



しかーし、自分の510は既にリアのウインカーとストップランプは別にしてるので、
Bのストップランプの制御は不要で、スイッチだけで点灯パターンを制御できる可能性が高いのです。

510標準の点灯パターンの場合はスイッチ流用時に点灯パターンの制御を
リレーを追加する等の方法で実現する必要があります。



今回入手したスイッチは導通だけで見るとこんな感じ。

ハザードスイッチ接続図

このうち 5, 6 はイルミです。

1, 2 をAウインカー、4, 7, 10 を@ハザードにすれば
スイッチオフ時には、@OFF、AON
スイッチオン時には、@ON、AOFF
の2系統の切り替えができそうです。



これと、510の配線図とをにらめっこして変換ハーネスを作ります。

ちなみに510の車両ハーネスに使われているカプラーは、
ほとんど汎用品の110型平型端子や250型平型端子のカプラーなので、
普通に購入することができ、純正ハーネスを加工することなく
変換ハーネスを作製することができます。

で、作ったハーネスがこちら。

ハザードスイッチ流用


スイッチのパネルへの取付は、まずシガーソケットの穴をスイッチが入るように拡大しますが、
このスイッチはシガーソケット部にギリギリ入るぐらいの大きさでした(汗)

ハザードスイッチ流用

そしてスイッチの奥行きも意外とあったのですが、何とか干渉せずに入りそう。

あとはパネルへのスイッチの固定ですが、これは強引に作ってやりましたよ(笑)

ハザードスイッチ流用


そして取付けた状態がこちら!

ハザードスイッチ流用


ハザードスイッチは赤いのが多いですが、存在感を主張させたくなかったので
頑張って黒いスイッチを探しましたよ!

これでまた長年やりたかったことが実現して満足、満足♪


posted by しげぽん at 00:00| Comment(0) | 電装系

2023年05月07日

念願のハザードスイッチ(その1)


510バンを手に入れたときからやりたいカスタムがいくつもあって
長年かけて手を入れてきたわけですが...
あまり他人がやってなくて、簡単そうだけど面倒そうなカスタムが2つありました


そのひとつ目が給油口のエアプレーンキャップ化。
給油口エアプレーンキャップ 給油口エアプレーンキャップ
これは板金全塗装したときにちょうどいいキャップを見つけられたこともあり
ボディの加工も最小限で実現することができました!
(Special Thanks to ガレージSP♪)

SNSでは外人さんからよく何のフューエルキャップだ?!と質問が来ます(^^)




そしてもうひとつがハザードスイッチの移設です。
純正はステアリングコラムにあってすぐ届く位置にあるのはいいけど
スイッチを引いてハザード点灯というのはサンキューハザードを出すときとかはちょっと面倒。

そこで、シガーソケットの位置に丸いハザードスイッチを入れて
シガーソケットをチョークの位置に移せば操作するのも便利じゃないかとず〜〜っと思ってました。

510の室内<入手当時の室内w



が、なかなか手を付けられずにいたんですよね。

というのも、まず何かとちょうどいいスイッチを見つけるのがまず面倒。

当然他車から流用ということになるのですが、形、大きさが良くても
スイッチのオン・オフで切り替えられる配線が510のスイッチと同等でないと
配線作りが面倒なことになります。



そんなスイッチ探しは、昔は解体屋に通っていろんなクルマの室内を見ては
ええ感じのスイッチがないか見て回ったものですが、
今は便利なもので、ネットで検索するとスイッチの写真はもちろん
スイッチから出てる配線の本数まで確認できます。



ここで510のハザードスイッチの機能について簡単に。
次の図がハザードスイッチの接続図で、何と9本もの配線が繋がってます!

510ハザードスイッチ

ハザードをオンにすると、ハザードリレーからの信号が前後左右4方向の
ウインカーに流れると同時に、ウインカーの信号が切れます。
さらに510のリアはブレーキとウインカーが兼用になってるので
ブレーキランプの信号も切れるようになってます。



しかしイマドキのクルマのハザードスイッチで9本も配線が来てるものは皆無です。


そこで最低限の機能はありそうなスイッチを探すのですが、
さすがにスイッチの内部接続まではネットでもわからないので
スイッチの配線の本数が多いものから選びます。

そこでスイッチの配線が4本のものは形状が良くても却下。
というのも、今はたいてい照明が入っているので、2本はイルミのプラスマイナス、
すると信号線は2本だけでハザードのオンオフしか制御できないことになります。

見た目が気に入った日産のスイッチがあったのですが、この配線数で候補外に…



さらに入手するときはスイッチ本体だけだと配線を繋げられないので
ある程度の長さのケーブルが付いた車両側のカプラーも必要です。
クルマのカプラーって特殊なものが多く、カプラーハウジングはおろか
カプラー用の端子も入手は困難ですからね。

ちなみに見た目と機能が最優先なのでどうやって取付けるかは後回し(^^ゞ
取付けなんてまぁ何とかなるもんですwww

(つづく)
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posted by しげぽん at 00:00| Comment(0) | 電装系