もう春がやってきていますが、冬に入る頃のお話です。
気温がひとケタになってくるとテリオスキッドの純正ウレタンハンドルがものすごーく冷たくなることが判明しました。
純正ハンドルのデザイン自体は気に入っていたのですが、この冷たさには我慢ならず、
固い触感も気に入らなかったので、革巻きステアリングへの交換を決意!
ただエアバッグが付いてるので、エアバッグなしにして保険料が上がるのも嫌だったので
ダイハツ純正のmomoステアリングにターゲットを絞って探します。
しかしテリオスキッドに合うL880Kコペンなんかのモモステはタマ数が少なく、
とてもじゃないけど1万円以下では買えそうにありません。。。
一方、ボスの形状が異なる新しいタイプのmomoならタマ数豊富で安価!
ちょっと調べると、どうもスプラインは同じみたいなので、ちょっと手を加えればテリオスキッドにも使えそう?!
ということでL350Sタント用の新タイプmomoを入手して取り付けることにしました!
ボスの形状を比較してみると、テリオスキッドの旧タイプはこんな形。
(写真はクリックすると拡大します)
で、タントの新タイプはこんな形。
旧タイプには上下に溝が掘ってありますが、新タイプにはない。
これはスパイラルケーブルがハマる溝なんです。
スパイラルケーブルとは、エアバッグやホーンなどの配線がハンドルを切っても切れてしまわないようにする部品。
上の写真がコラム部に付いてるスパイラルケーブル。
矢印部分の突起がボスにハマってハンドルと一緒にハンドル側のケースが回る仕組み。
ということは新タイプのハンドルにもこのスパイラルケーブルの突起がハマればいいのね?
ということでタントmomoのボス部の純正と同じ位置に溝を切ってやりました。
これで問題なく取り付くはず!と早速交換。
交換手順は難しいことはありません。
- まずは交換中エアバッグが爆発しないようにバッテリーのマイナス端子を外します。
- 次にエアバッグを外しますが、これはトルクスのT30のねじで左右から止められてます。
- エアバッグの配線は途中のカプラーで切り離しますが、白いロックを引き上げないと外れないので注意!
- あとは新タイプとノーマルの旧タイプではホーンのカプラーが違うので交換。
- 最後にハンドルを固定している19mmのナットを緩めハンドルを外せば取外し完了!
取付けは逆順に組むだけで、はい完了!
ん〜やっぱ革巻きのステアリングは触った感じがいいよね〜(^^)
ということで冬の間機嫌よく乗っていたのですが、デザイン的にはテリオスキッドにポン付けの
旧タイプ純正momoがやっぱりいいなぁ〜
と思っていたところ、たまたま程度の良くないコペンmomoを比較的安価に入手したので、革の傷を補修したりして交換!
ん〜こっちのデザインのほうが好みだわ♪
ホーンボタン押しにくいけどw
ちなみに入手したコペンmomoは革に深めの大きい傷があったりしたのですが、ペーパーでケバやバリを取ってから、
「アドベース」っていう革のパテ的なもので傷をできるだけ埋めてやりました。
このアドベースは白色ですが、浅い傷補修用の「アドカラー」を混ぜて色を付けられます。
そうして補修した、いちばん大きな傷の部分はこちら。
けっこう傷がひどかったので、ペーパー当てて表面のシボ柄がなくなっちゃいましたけど、
握った感じ違和感がないぐらいにはなりましたよ(^^ゞ